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ドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうなiサイクル注文トラッキングトレードを始めるチャンス!

先週のまとめ

先週のドル円は、米中貿易戦争への懸念が後退したことによりドル買い(ドル高)が進みました。

週の終値もおよそ1ドル=110円71銭と、先週の終値109円99銭から、72銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。

米中貿易戦争の懸念後退

週初め「米国トランプ大統領、中国企業による米国ハイテク企業への投資を禁じる方針か」との一報により、米中貿易戦争への警戒感が高まり、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

しかしその後トランプ大統領は、中国企業による米国への投資制限について、対米外国投資委員会(CFIUS)での審査を強化し 対米投資制限を中国だけに限定しない方針を表明したことから、米中貿易戦争への懸念が後退しドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

欧州連合首脳会議(EU)

28日に開かれた欧州連合(EU)首脳会議で加盟各国が移民問題で合意に達したことから、移民問題を巡るEU加盟各国間や国内の亀裂の回避。

とりわけドイツ・メルケル政権の連立相手、キリスト教社会同盟(CSU)が連立政権から離脱し、連立政権が崩壊する可能性が大幅に低下したことから、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢が強まり、結果的にドル買い円売り(ドル高円安)を促す一因となりました。

米国個人消費支出

さらに29日に発表された、米国5月の個人消費支出(PCE)が前年同月比+2.3%と6年2カ月ぶりの高い伸びとなったこと。

また同じく個人消費支出(PCEコア)も前年同月比で+2.0%となり、米国連邦準備制度理事会(FRB)が目標としているインフレ目標値の2%を6年1カ月ぶりに達成したこと。

そして6月ミシガン大学消費者態度指数の期待インフレ率も上昇したため、米国の年4回(今年あと2回)の追加利上げが正当化されたとの思惑からドル買い(ドル高)が進みました。

ドル円は一時110円93銭-94銭まで上昇、結局110円70銭-71銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、109円36銭-37銭から110円93銭94銭でした。

ちなみに先々週のは、109円54銭-55銭から110円75銭-76銭です。

さらにその前の週は、109円22銭-23銭から110円89銭-90銭です。

参考までにその前は、109円19銭-20銭から110円26銭-27銭です。

ひとつおまけに前週、108円10銭-11銭から109円82銭-83銭です。

もうひとつおまけで、108円95銭-96銭から111円39銭-40銭です。


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今週の予想

今週のドル円は、好調な米国経済や米国連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速への思惑からのドル高も、米国の通商政策が世界経済に悪影響を与えるとの懸念が払拭されていないことから、ドルを積極的に買い進めることに抵抗も大きく、つまりは狭い範囲でのレンジ相場と予測します。


今週の重要な米国・日本のイベントは、

07月05日の米国:連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

07月06日の米国:雇用統計

などが予定されています。


米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、年4回(今年あと2回の)の追加利上げの手がかりが得られるかどうかがポイントでしょう。

消極的な意見や反対意見が目立つようであれば、ドル買い(ドル高)は後退する可能性が高いです。

6月の米国雇用統計は、市場予想として

失業率:3.8%

非農業部門雇用者数:前月比+19.8万人

平均時給:前月比+0.3%、前年比+2.8%

となっています。

市場予想を大きく下回るようだと、リスク回避のドル売り(ドル安)が進み可能性があります。

米国通商政策を巡る不透明感

いま世界経済、世界の金融市場最大の不安材料である米国の通商政策を巡る不透明感は払拭されておらず、依然続いたままです。

そのためドルを積極的に買い進める(ドル高になる)ことに対しても抵抗が大きく、ドルの上値は重いままでしょう。

米国による貿易戦争・貿易摩擦激化の影響で一部の経済指標が悪化した場合、今年あと2回の利上げなどの米国金融政策への下降修正が意識され始めることから、現在のドル買い(ドル高)基調からドル売り(ドル安)基調に転ずる可能性もあります。

米中貿易戦争の行方

米国トランプ政権はこのままの予定だと、7月6日から中国の知的財産侵害への対抗措置として、500億ドル相当の追加関税を課すとしています。

水面下で交渉しているとの一部報道はあるものの、期限まで予断を許しません。

またトランプ大統領は中国企業による米国ハイテク企業への投資制限について、やや態度を軟化させたものの、クドロー米国国家経済会議(NEC)委員長は「トランプ大統領は中国に対する姿勢を少しも緩めていない」と発言しています。

米国トランプ政権の今後の対中政策がどのようになるかを読み取ることは難しく、リスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢にはなり難いと思われます。

米国雇用統計

ただ米中・米欧貿易戦争への懸念がある中でもドルが底堅く推移しているのは、好調な米国経済、そして米国連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速への思惑があるからです。

06日発表の米国6月の雇用統計の内容が市場予想に近い堅調な結果となれば、ドル買い(ドル高)材料となり、ドルは引き続き底堅い動きをする可能性が高いです。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、109円00銭から112円00銭までと予想します。

ちなみに先週は、108円00銭から111円50銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

そしにしても、もう米国雇用統計ですか…。

先月は政治的に濃い内容だったためか、1カ月が経つのが早いですね。

米朝首脳会談や、



米国連邦公開市場委員会での追加利上げや米中貿易戦争の激化



って、つい2-3週間前だったのですね。

もう随分と前に感じます(笑

(年とったかなー…)



iサイクル注文トラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:107円~112円程度のレンジ相場
長期:104円~114円程度のレンジ相場

と予想します。

iサイクル注文トラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

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