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ドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうなiサイクル注文トラッキングトレードを始めるチャンス!

先週のまとめ

先週のドル円は、米国の利上げ方針の継続が確認されたことから一時再び111円台に乗せたものの、米中貿易戦争に突入したことから、一段高のドル買い(ドル高)とはなりませんでした。

週の終値もおよそ1ドル=110円46銭と、先週の終値110円71銭から、25銭程度のドル安円高となり、この週の取引を終えています。

米国連邦公開市場委員会議事要旨

ドル円は、2日に発表された米国6月のISM製造業景況指数が60.2と、市場予想の58.1を大きく上回ったこと。

また5日に発表された米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「緩やかな利上げの継続が適切」と、今年残り2回の利上げを含む年4回の利上げ継続方針が確認されたことから、ドル買い(ドル高)への支援材料となり、底堅く推移しました。

米中貿易戦争勃発

しかし以前から懸念されていた米国と中国による貿易戦争が勃発

6日には米国と中国双方が、輸入品に340億ドル相当の関税をかけあう事態に発展し、さらには事態解決に向けた具体的な交渉が行われる気配がないことも影響し、ドル買い(ドル高)は後退しました。

米国雇用統計

6日に発表された米国6月の雇用統計でも、非農業部門雇用者は前月比+21.3万人と市場予想の同+19.5万人を上回ったものの、注目の平均時間給の伸びが前月比+0.2%と市場予想の同+0.3%を下回ったことから、ドル売り(ドル安)が再燃。

ドル円は一時110円37銭-38銭まで下落し、結局110円45銭-46銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、110円27銭-28銭から111円13銭-14銭でした。

ちなみに先々週のは、109円36銭-37銭から110円93銭94銭です。

さらにその前の週は、109円54銭-55銭から110円75銭-76銭です。

参考までにその前は、109円22銭-23銭から110円89銭-90銭です。

ひとつおまけに前週、109円19銭-20銭から110円26銭-27銭です。

もうひとつおまけで、108円10銭-11銭から109円82銭-83銭です。


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今週の予想

今週のドル円は、上記通り米国連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ方針の継続が示され、引き続きドル買い(ドル高)基調が続くと思われます。

しかし今回の米中をはじめ、世界各国とも米国の通商政策を巡る対立は続いており、行き着く先は世界経済の停滞へと繋がりかねないことから、リスク回避的な円買い(円高)が再燃する可能性も高く、つまりは狭い範囲でのレンジ相場と予測します。


今週の重要な米国・日本のイベントは、

07月12日の米国:6月 消費者物価指数(CPI)・コア指数(コアCPI)

07月13日の米国:7月 ミシガン大学消費者信頼感指数

などが予定されています。


今週の注目は12日発表の米国6月の消費者物価指数(CPI)、同コア指数(コアCPI)。

市場予想は消費者物価指数(CPI)は、前年比+2.9%。

同コア指数(コアCPI)は、同+2.3%と5月実績を上回る見込みです。

市場予想を上回ればもちろん、一致した場合でも、年4回の利上げへの正当化材料となり、ドル買い(ドル高)が進む可能性があります。

ただ…、やはり米中貿易戦争をはじめとした米国政府(トランプ大統領)の政治的なイベントにより、ドル円為替は上下しそうです。

米国連邦公開市場委員会議事要旨

上記通り、5日に発表された米国連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月12-13日開催分)では、米国の景気拡大・経済の好調さを背景とした金利引き上げ(追加利上げ)方針が示されており、9月と12月での残り2回の利上げ(年合計4回)観測も引き続き維持されています。

米国以外の国の利上げ方針(日本やEUはまずは金融正常化)は遅れ気味であり、米国とそれ以外の国との長期金利差は拡大(もしくは縮小)していくことから、金利差を意識したドル買い(ドル高)は続くと思われます。

ただしFOMC議事要旨では、米中貿易戦争が米国経済へ悪影響を与える懸念についての意見もあったことが示されています。

米国6月の各種経済指標は米中貿易戦争勃発前の指標であることには間違いないものの、経済の悪化を示すものだった場合、貿易戦争の影響が出てくる7月以降の数値はさらに悪化するとの懸念から、ドル売り(ドル安)が進むとみられており、引き続き米国の通商問題に関する事柄には注意が必要です。

消費者物価指数(CPI)

上記通り12日に発表される米国6月の消費者物価指数(CPI)は、市場予想前年比+2.9%と5月実績の同+2.8%をも上回る強い数値となっており、市場予想通りならばドル買い(ドル高)が進むでしょう。

現状のドル円は、111円台を回復しても維持できない状況が続いていますが、インフレ関連指標は利上げ回数や長期金利に影響を及ぼすことから、111円台回復・維持への期待が持てます。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、109円00銭から112円00銭までと予想します。

ちなみに先週も、109円00銭から112円00銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

月に一度の一大イベント米国雇用統計。

昔は上下1円くらいの値幅で動いていたのですが…、今月は上下15銭くらい。

最近は上下30銭も動かないなど、昔ほどのお祭り感が無いですね。

それよりもトランプ大統領が不定期でつぶやくTwitterで、値が動く方が多いです。

そちらは時間が読めないので、本当に投資家泣かせですね。


今週の注目の経済指標は米国6月の消費者物価指数(CPI)に代わりは無いのですが…。

実は米国のインフレターゲットの対象は消費者物価指数(CPI)ではなくPCEデフレータ(名目個人消費支出(名目PCE)を実質個人消費支出(実質PCE)で割ったもの)です。

でもまあ、計測方法や対象の違いはあるものの、同じインフレ関連指標であることから注目が高いのは同じです。

年4回の追加利上げへの正当化=ドル高材料のためにも、市場予想通り、もしくはそれ以上の数値に期待したいです(笑



iサイクル注文トラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:107円~112円程度のレンジ相場
長期:104円~114円程度のレンジ相場

と予想します。

iサイクル注文トラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

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