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ドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうなiサイクル注文トラッキングトレードを始めるチャンス!

先週のまとめ

先週のドル円は、米中貿易戦争の激化懸念から一時ドル売り円買い(ドル安円高)が進んだものの、米国のインフレ率上昇や地区連銀総裁のタカ派的な発言を意識してより一段のドル買い(ドル高)が進みました。

週の終値もおよそ1ドル=112円36銭と、先週の終値110円46銭から、1円90銭銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。

米中貿易戦争激化

米国トランプ政権が米中貿易において新たに2000億ドル相当の中国製品に10%の関税課すことをと発表し、中国政府もすぐさま対抗措置を講ずることを表明したことで、米中貿易戦争がますます激しくなるとの思惑からドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

生産者物価指数

しかし、11日に発表された米国6月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比+3.4%と市場予想の同+3.2%を上回ったこと。

さらに生産者物価コア指数(PPIコア)も前年同月比+2.8%と、こちらも市場予想の同+2.6%を上回ったことからドル買い(ドル高)が進みました。

その後も米国各地区連銀総裁が講演でタカ派的な発言を繰り返したことから、ドル買い(ドル高)は一段と進む展開となりました。

ストップロスとみられるドル買い円売り(ドル高円安)を巻き込み、ドル円は01月初旬以来の112円台を回復しました。

輸入物価指数

米中貿易戦争激化への懸念が後退したことや、好調な米国企業の業績からの米国株高により、ドル円は13日の東京時間でさらに一時112円79銭-80銭まで上昇。

しかし同日のニューヨーク時間に発表された米国6月の輸入物価指数が市場予想+0.1%に対し、同-0.4%と予想外のマイナスに。

同じく7月のミシガン大学消費者信頼感指数も市場予想98.2に対し、97.1とこちらも悪化したことからドル買い円売り(ドル高円安)は後退。

米国長期金利の伸び悩みもあり、ドル円は一時112円27銭-28銭まで下落し、結局112円35銭-36銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、110円29銭-30銭から112円79銭-80銭でした。

ちなみに先々週のは、110円27銭-28銭から111円13銭-14銭です。

さらにその前の週は、109円36銭-37銭から110円93銭94銭です。

参考までにその前は、109円54銭-55銭から110円75銭-76銭です。

ひとつおまけに前週、109円22銭-23銭から110円89銭-90銭です。

もうひとつおまけで、109円19銭-20銭から110円26銭-27銭です。


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今週の予想

今週のドル円は、好調な米国経済によるインフレ率上昇から米国連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース加速への思惑からドル買い(ドル高)基調が続くも、米中貿易戦争が未だ燻っており、中国の経済成長が鈍化する事態が台頭してきた場合、世界経済への減速懸念へと繋がり、リスク回避の円買い(円高)が進む可能性があります。

つまりはドル円は底堅くも結局は狭い範囲でのレンジ相場と予測します。


今週の重要な米国・日本のイベントは、

07月16日の米国:6月 小売売上高

07月16日の米国・ロシア:米ロ首脳会談

などが予定されています。


今週の注目は米国6月の小売売上高。

米国GDPの約7割を個人消費が占めており、この数値は為替は勿論のこと、株価や債券、米国の金融政策にも影響を及ぼします。

その6月の小売売上高は、市場予想前月比+0.5%と、前月(5月)実績である同+0.8%を下回る見通しとなっています。

市場予想通りならばドル円は堅調に。

市場予想を大きく下回らない限りは個人消費の下振れ不安にはつながらず、ドル売り(ドル安)にはなりにくい見通しです。

米ロ首脳会談については後述。

ドル円は年初来最高値更新か?

好調な米国経済、堅調な労働市場、インフレ率の上層からくる利上げペース加速への思惑から、ドル円は年初来最高値を目指す展開が予想されます。

節目である1ドル=113円。

1月8日の今年最高値である113円37銭-38銭が意識される展開になりそうです。

米中貿易戦争

ただし米国トランプ政権が進める通商政策の結果からくる米中貿易戦争の行方については意見が分かれています。

中国の知的財産権侵害に対し追加制裁を課す考えですが、実際の適用時期は9月ごろとみられています。

そのため交渉する時間は残されており、過度な懸念は薄く、市場もそれほど警戒感を持っておらず、円売り(円安)に進みやすい状況です。

ただ16日に発表される、中国4-6月期の国内総生産(GDP)には注意が必要です。

時期的には米中貿易戦争による影響はまだ十分に反映されていないでしょうが、市場予想前年同期比+6.7%を下回るようだと、中国のみならず世界経済への減速懸念も高まり、リスク回避の円買い(円高)に進む可能性があります。

6月の米国連邦公開市場委員会(FOMC)では、米国の通商政策(米中貿易戦争)が米国経済・世界経済に与える影響について議論されており、世界経済の減速懸念によっては米国の利上げシナリオを修正させるかもしれません。

米ロ首脳会談

16日には米国トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領による米ロ首脳会談がフィンランドの首都ヘルシンキで予定されています。

両大統領による初の正式会合であり、北朝鮮やシリア、ウクライナ情勢に米国大統領選挙時の介入疑惑まで議論されると言われています。

米国とロシアの友好関係が築け、安全保障問題などについて協調的な合意が成されれば、地政学リスクは低下しリスク回避姿勢も大きく後退することから、円売り(円安)材料になることが期待されています。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、111円00銭から114円00銭までと予想します。

ちなみに先週は、109円00銭から112円00銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

いやー、週半ばまで110円50銭くらいだったドル円は、週末が近づくにつれ上昇。

111円台をすっ飛ばし、一気に今年1月初旬以来の112円台を回復しました。

米中・米欧貿易戦争激化が懸念される中での出来事です。

理由は主に好調な米国経済。

インフレ率は上昇を続けており、好業績な米国企業を反映して米国株価も上昇と、米国独り勝ち状況が止まらず、他の国は自国通貨安にさらされています。

このまま行くとますます、トランプ大統領が大嫌いな米国の貿易赤字が増えるので、どこかで政治的な意味合いでのドル高是正措置が取られると思うのですが…。

そのため個人的には1ドル=115円台回復はならず、114円くらいでいったん上昇は止まるのではないかと予想しています。

(1ブログ1管理人の意見ですよ(笑)

まあそれまでは経済的な意味でのドル高が進むことでしょう♪



iサイクル注文トラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:108円~114円程度のレンジ相場
長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

iサイクル注文トラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

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