リスク回避のドル安円高継続か-ドル円FX08月10日は0.2万円の利益

ああ、頼みの米国株価が大暴落。

北朝鮮の地政学リスク上昇により、投資家心理は悪化。

世界的な株価大暴落となっています。

何もなければ米国経済米国政治の先行き不透明感のドル売り(ドル安)、異次元金融緩和継続の円売り(円安)なのですけど、現状有事の米国債券買い(長期金利低下⇒ドル安)、リスク回避の円買い(円高)ですね。


10日は、1ポジションの決済により20pips、計2,000円の利益でした！

2017年08月はここまで、合計440pips、計44,000円の利益です！

ドルの下値は底堅く、今後もドル高円安基調ながらもレンジ相場が続きそうな今がiサイクル注文やトラッキングトレードを始めるチャンス！

10日のまとめ検証、今日の予想

10日のまとめ検証

10日のドル円相場は、

東京市場では、110円17銭-18銭から109円89銭-90銭と軟調推移。

欧米市場では、一時109円32銭-33銭まで下落しました。

(日付変わってさらに109円15銭-16銭まで下落しています)


米国07月の生産者物価指数(卸売物価指数、PPI)が前月比-0.1％と市場予想の同+0.1％を下回る予想外のマイナスとなったこと。

生産者物価コア指数(PPIコア指数)も前月比-0.1％と市場予想の同+0.2％を下回るマイナスとなったことからドル売り(ドル安)が進みました。

さらにニューヨーク地区連銀のダドリー総裁が「インフレ率の目標である2％達成には時間がかかる」とのハト派的発言により、年内の追加利上げ観測が後退し、ドル売り(ドル安)がさらに進む結果となりました。

北朝鮮をめぐる地政学リスクについても、北朝鮮によるグアム島沖へのミサイル発射計画や、それに対する米国トランプ大統領の欧州など、さらなる緊張悪化ににより安全資産としての米国債券が進み長期金利が低下。

日米金利差縮小や、リスク回避の円買い(円高)も同時に進む結果となりました。

今日の予想

本日のドル円は、109円前辺での推移でしょうか。

本日は山の日の祝日で、東京市場は休場。

竜創生低下の中、世界的株安、米国長期金利の低下、原油価格の下落により、リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)が継続する可能性が高いです。

ニューヨークダウと原油価格

ニューヨークダウとナスダック

10日の米国株式市場、ニューヨークダウ平均は204.69ドル安の21844.01ドル。

ナスダックは135.46ポイント安の6216.87で取引を終了しました。


北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感から日本株を含むアジア株、欧州株も全面安の展開となったことから、米国株も売り先行でスタート。

米朝関係の悪化により投資家心理が悪化している中、上記通り米国07月生産者物価指数が市場予想を下回ったことから、終日軟調推移の展開となりました。

公共事業関連銘柄を除き、ほぼ全面安の展開となり、特に米国長期金利による金融業、IT・ハイテク関連などが売られました。

原油価格

混乱の一因ともなっている原油は、終値1バレル＝48.59ドルで取引を終了。

前日終値より、およそ0.97ドルの下落となりました。


一時は1バレル50ドル台にまで上昇したものの、欧米株価の下落、投資家心理の悪化によりポジション調整的な売りが進みました。

米国国内の原油在庫減少は支援材料となっているものの、供給過剰状態への警戒感はくすぶっており、上値を重くしています。

FX(外国為替証拠金取引)の感想

生産者物価指数(卸売物価指数、PPI)は、コアも含めてまさかの前月比マイナス。

米国経済の鈍化傾向が浮き彫りになっていますね。

本日の消費者物価指数(CPI)、及び同コア指数(CPIコア)の結果次第では、年内の追加利上げ観測は、ますます後退していくでしょう。

その消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2％。

前回06月時の同+0.0％を上回るとの予想となっています。

同コア指数(CPIコア)も前月比+0.2％と前回06月時の同+0.1％を上回る予想です。

市場予想を上回れば、市場の雰囲気も少しは変わるかな?

(生産者物価指数が悪かったので期待が持てませんが…)


北朝鮮をめぐる地政学リスクでは、21日から米韓合同軍事演習が行われる予定となっています。

翌22日は新月でもっとも暗くなる日。

でもまあ、米韓合同軍事演習中は米国軍は動きにくいでしょう。

まったく信ぴょう性はないですがネットでは、9月11日の米国軍が動くのでは…という説もありましたね。

とにかく偶発的・突発的な軍事衝突に発展しないように祈るだけです。


しかし、ほんと為替って上がったり下がったりですね。

小さな幅のレンジ相場、大きな幅のレンジ相場の中を行ったり来たりしています。

iサイクル注文やトラッキングトレードは簡単な仕組みですが、良くできた理に適ったシステムです。

円買いポジションの場合、ここから大きく円高が進む可能性は低いと思われることからiサイクル注文やトラッキングトレードを始めるチャンスとも言えます。


不安定な相場が続いていますが、大丈夫です。

金のなる木はあります。

金の卵を産むガチョウもいます。

資金管理とリスク管理、ポジション管理が上手く出来れば、利益が上がる方法が見出せます。

今日の重要経済指標

17:30 【香港】
04-06月期 四半期域内総生産(GDP)
重要度　☆

21:30 【米国】
07月 消費者物価指数(CPI)
重要度　☆☆

21:30 【米国】
07月 消費者物価コア指数(CPIコア)
重要度　☆☆


iサイクル注文やトラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:108円～115円程度のレンジ相場
長期:107円～117円程度のレンジ相場

と予想します。

※iサイクル注文は外為オンラインの登録商標です。
※トラッキングトレードは外為オンラインからライセンス供与を受けたサービスです。

20,000円キャッシュバック!

iサイクル注文やトラッキングトレードは、テクニックやスキルも必要ない、FX初心者こそお勧めの自動売買リピート注文系システムトレードです。

寝ている時も、遊んでいる時も、仕事している時も、PCやスマホの電源を切っていても全部自動で売買してくれます。

昨日までのポジション ⇒ 決済レート 取引損益

116.100
115.900
115.700
115.500
115.300
115.100
114.900
114.700
114.500
114.300
114.100
113.900
113.700
113.500
113.300
113.100
112.900
112.700
112.500
112.300
112.100
111.900
111.700
111.500
111.300
111.100
110.900
110.700
110.500
110.300
110.100
109.900 ⇒ 110.100　 2,000円
109.900
109.700
109.500


8円の想定反動幅では狭く小さいです。

想定変動幅は広く大きく取りましょう♪

管理人との約束です♪

利益より損益を出さなことの方が、よっぽど重要です(涙

今後は利益より損益を出さないようにシフトしていきたいと思案中です。


ドル円は不安定な展開となっています。

ただそのため、ちょっとしたことでも値動きが大きくなる可能性はあることには注意が必要です。

変動想定幅と必要資金は余裕を持った設定にした方が、より安全です。

なお上記設定内容については、iサイクル注文 トラッキングトレード開始！、及びトラッキングトレード中止(取消)後に再稼動を参照ください。

iサイクル注文 トラッキングトレードの利益