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ドルの下値は底堅く、レンジ相場が続きそうなiサイクル注文トラッキングトレードを始めるチャンス!

先週のまとめ

先週のドル円は、イタリア、スペインの政治不安からのリスク回避が後退したこと。

米国5月の雇用統計が市場予想を上回る内容だったことから、リスク回避的なドル売り円買い(ドル安円高)は縮小し、ドル高に転じました。

週の終値もおよそ1ドル=109円54銭と、先週の終値109円39銭から、15銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。

米朝須能会談は予定通り開催

米朝首脳会談が6月12日に予定通り開催される方向で進んでいることから、リスク回避の円買い(円高)は後退。

円売り(円安)に転じ、ドル円は週初に一時1ドル=109円82銭-83銭まで上昇しました。

原油増産体制への警戒感

しかし一時1バレル=70ドルを超え、現在でも60ドル後半を維持している原油価格に対し、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国は、現在の協調減産体制を緩和させ、増産に転じるとの見方から原油価格は下落。

原油価格の上昇がインフレ率上昇に寄与すると見られ上昇していた米国長期金利も低下し、ドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

貿易戦争への警戒感

さらに米国トランプ政権が、中国やトルコ、日本などに適用していた、鉄鋼・アルミに対する輸入関税を、欧州連合(EU)・カナダ・メキシコに対しても適用すると発表。

EU・カナダ・メキシコ政府も対抗措置(報復関税)を行うと発表したことから、貿易戦争への懸念が再燃。

リスク回避のドル売り円買い(ドル安円高)がさらに進み、ドル円は週の最安値である一時108円10銭-11銭まで値を下げました。

欧州政治の混乱回避

しかし、イタリアでは新政権が発足したこと。

スペイン・ラホイ首相の不信任決議が可決成立したものの、主だった混乱が生じなかったことから、リスク回避的なユーロ売り円買い(ユーロ安円高)は後退していきました。

米国雇用統計

1日に発表された米国5月の雇用統計では、失業率が3.8%と前月の3.8%からさらに低下し、2000年4月以来18年1カ月ぶりの低水準となったことをはじめ、非農業部門雇用者数も市場予想の前月比+19.0万人を上回る同+22.3万人となったこと。

さらには一番の注目であった平均時給も前年同月比+2.7%と伸びたことから、ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

ドル円は一時109円72銭-73銭まで上昇し、結局ドル円は109円53銭-54銭でこの週の取引を終えました。

ドル円の推移

先週のドル円推移は、108円10銭-11銭から109円82銭-83銭でした。

ちなみに先々週のは、108円95銭-96銭から111円39銭-40銭です。

さらにその前の週は、109円20銭-21銭から111円07銭-08銭です。

参考までにその前は、108円64銭-65銭から110円03銭-04銭です。

ひとつおまけに前週、107円62銭-63銭から109円53銭-54銭です。

もうひとつおまけで、106円87銭-88銭から107円85銭-86銭です。


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今週の予想

今週のドル円は、ユーロ売りの原因となったイタリア・スペインの政治不安はひとまず後退したものの、イタリアの債務問題に対する懸念は残されたままであり、リスク回避的な取引も続く可能性があること。

また米国の通商政策に対する各国の反発(貿易戦争)もドルの上値を抑える要因となります。

しかし米国雇用統計に証明されるような労働市場の堅調さからドルは底堅くもあり、結局はレンジ相場と予測します。


今週の重要な米国・日本のイベントは、

06月05日の米国:5月ISM非製造業景況指数

06月08日の日本:1-3月期国内総生産(GDP、改定値)

などが予定されています。


注目は米国:5月ISM非製造業景況指数

市場予想は58.0と、4月実績の56.8を上回る見通しとなっています。

市場予想を上回れば、当然ドル買い(ドル高)要因となります。

イタリア政局

イタリアの新政権では反欧州連合(EU)色は抑えられると見られていることからユーロの買戻し(ユーロ高)や、リスク回避の円買い(円高)の後退が予想されています。

ただ、一度は連立政権樹立で合意した五つ星運動と同盟は、ただでさえイタリアの政府債務残高が国内総生産(GDP)比で約130%と高く、欧州ではギリシャの約180%に次ぐ高水準でありながら、さらに大型減税や最低所得保障の導入などを掲げており、より一層の財政拡張策を目指していることから、財政への懸念が生じています。

貿易戦争

また米国トランプ大統領は、上記通り中国やトルコ、日本などに適用していた鉄鋼・アルミに対する輸入関税を、欧州連合(EU)・カナダ・メキシコに対しても適用すると発表。

EU・カナダ・メキシコ政府も対抗措置(報復関税)を行うと発表したことから、貿易戦争への懸念が再燃しています。

貿易戦争の激化、保護貿易化が進み、経済成長に悪影響を与えるとの懸念は、ドルの上値を重くする可能性があります。

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、108円00銭から111円50銭までと予想します。

ちなみに先週も、108円00銭から111円50銭という予想でした。


FX(外国為替証拠金取引)の感想

今週の経済指標では、為替相場に与える影響は小さいものの、個人的には日本:1-3月期国内総生産(GDP、改定値)も気になります。

市場予想前期比-0.2%、年率換算-0.5%。

サトウカズオの資産的には円安になって欲しいから、悪い数値になった方が良いのですが…。

日本経済…、悪いですね(涙


イタリアが欧州連合(EU)からの離脱か残留かを問う国民投票を実施する可能性もあるそうです。

そしてまた新たな造語:イタレグジット(イタリアのユーロからの離脱:Italexit)も生まれています。

英国のEUからの離脱時のブレグジット(Brexit)では大変な目に遭いましたが…。

まさか…ね…?



iサイクル注文トラッキングトレード運用設定時のドル円相場は、

短期:107円~112円程度のレンジ相場
長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

iサイクル注文トラッキングトレードは遊んでいる最中や寝ている最中でも自動で売買取引しているので、資金管理と設定さえしっかりしておけば、あとは見ているだけ、もしくは結果を確認するだけとなります(笑)

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